2年目の飛躍へ
雨風で倒れ、収穫作業が困難を極めた1年目の反省を生かし、稲を倒さず、かつ美味しいお米を収穫すべく、2年目の挑戦は始まった。
春から始まる異常気象との戦い
4月に種もみを播き、育苗用のビニルハウスに移植した時から、異常な天候との戦いは始まった。5月中旬まで続いた低温と日照不足、7月の干ばつ、8月から9月の収穫直前まで1ヶ月以上続いた長雨と大雨。稲はほとんど倒れなかったものの、昨年以上の異常気象に翻弄され、病気や害虫を出さないための管理に追われる日々が続いた。
秋 泥沼の水田での収穫
4月から続く異常気象でダメージを受けた稲。品質と収量が保てるかどうか不安の中、雨の合間を縫っての収穫作業が始まった。しかし、長雨の影響でぬかるんだ地面に足を取られ、コンバインがまともに進まない。泥沼になった水田にいつ埋まるか分からない恐怖と戦いながら、止まっては反動で無理矢理収穫していく繰り返しで、泥まみれになりながらも何とか終わらせることができた。
今年も無事に全量一等米
倒伏させないことを第一に管理をしていたために、昨年と比べると収量はやや少なかった。しかし、品質は全く劣ることはなく、昨年よりも粘りがある、味が濃くて美味しいとの評価をたくさんのお客様からいただいた。検査結果はもちろん全量一等米。第三者の検査でも高評価を得ることができ、今年も無事にお客様にご満足いただける品質のお米を収穫することができた。
今年も佐賀井農園の米を皆様へ
昨年度のお米が売り切れになってから今年度のお米を心待ちにしているお客様のために、そして佐賀井農園のお米をもっと大勢の方に知っていただきたいとの強い願いから、今年もネット販売を開始することにしました。佐賀井農園が自信を持ってお届けする「まだまだ新米農家の新米」、ぜひご賞味下さい。