新米農家の新米、できました
「作物にとってのマネージャーでありたい」作物のおいしさを最大限引き出すのが農家の役目だ。マネージャー1年目だから…そんな言い訳は通用しない。初めての米作りは手探りの中始まった。
好天を味方に、順調な生育。
春先から夏にかけて好天に恵まれたおかげもあり、稲は順調に育っていった。病害虫に襲われることもなく、無事に収穫できるものと思われたが…。

観測史上最大の豪雨、収穫直前の危機!
9月12日未明、異常な豪雨が長沼を襲ったのだった。農園では農道の崩落、ビニルハウスの浸水等の被害を受け、収穫間近の稲は雨粒に叩かれ大部分が倒れ、さらに水路から逆流した雨水に浸かるという危機的状況に陥った。

それでも稲は強かった。品質の評価は一等米。
収穫した米は品質検査に出したが、「あれだけの大雨を浴びせられ、水に浸かった稲だ。品質の低下は避けられないだろう」との思いが消えず。半ば諦めつつ、しかしどうにか良い米であってほしい…と祈るような気持ちで検査結果を待った。
しばらくして、結果が届いた。用紙には「一等米」の印があった。
そう、あの災害に負けず、稲は質の高い米を実らせていたのだった。

佐賀井農園の米を皆様へ。
今後もリピートして買いたいとの声も多く、佐賀井農園のお米を大勢の方に知っていただきたいと強く思いから、ネット販売を開始することにしました。
佐賀井農園が自信を持ってお届けする「新米農家の新米」、ぜひご賞味下さい。
